どうも新田です。アゴラ編集長の立場とは切り離して、個人の政治ブロガーとしてお引き受けしたので個人ブログでのレポートになるのですが、おおさか維新の会さんからのオファーで、松井一郎さんと、田中康夫さんがアキバの街頭で10代、20代の若者たちとガチンコで質疑応答・意見交換するというイベントに出演者として参加してまいりました。
 
友人のカメラマンが撮影に来てくれたので、現場はこんな感じ。 AKB48カフェ前の広場に300人くらいは、来てたんじゃないかな。
アキバ5













車の近く、写真真ん中で青い帽子、台本を読んでいるのが私ですが、わかるかな。
で、最後はこんな感じで記念写真をやり、田中さんがお約束の「変顔」で締めていたわけですが。
アキバ1













すでにスポーツ各紙のウェブ速報で、会場のやり取りはアップされております。

選挙中に特定政党のイベントに出演するのは微妙ではありましたが、18歳選挙権引き下げを受けて、党首と重点選挙区の候補者が大胆不敵にも、どこの誰ともわからない若者たちと本気でガチンコトークをやるというのですから、不謹慎ながら、前代未聞の現場を見てみたかったという気持ちもあり、さらに、個人的にも、維新さんに対して京都補選の折に「選挙結果はもう見え見えだから、見所は党名変更じゃねーのか。おい」という記事をぶっこんだ身にもかかわらず、この内角高め、顔面スレスレのビーンボール投入ばりのオファーが面白すぎて、もうこれは受けて立つしかないという感じでした。


まあ、ほかにも著名な方にMCをオファーして不発だったという噂もあるんですが、「代打の代打」として粛々と立って参りました。当初は司会というお話もあったのですが、「津田さんや古市さんぽくお願いね」という感じの芸風のオファーということもあり、ネットナビゲーターとして、ツイッターからの質問、意見を松井さん、田中さんにぶつける役回りにコンバートされました。


報知でも取り上げられてますが、初っ端から、そう来るかいという質問。


「集まった聴衆から「正直、誰が(国会議員を)やっても変わらないと思うので、選挙には行かない」との意見が出ると、田中氏は「一般的にはその通りだと思います」としながらも「でも、地位が人をダメにするってことがある。そのいう人を選ばないってことが、ちょっとずつ政治が良くなっていくことだと思う」。


田中さんも長野県知事時代から車座集会を県内各地で積み重ね、丁々発止のやり取りはここでも発揮。前日、党事務局の方も交えて打ち合わせしたのですが、松井さんも大阪都構想の住民投票前の市民との対話でガチンコは慣れっこだったとのことで、職員の方が「松井はガチでやると張り切ってますよ」と不敵に予告していた通りの展開でした。維新の支持・不支持の意見は一旦置いておき、百戦錬磨の政治家のコミュニケーション能力にも目を引きましたが、やはり有権者との対話から逃げない姿勢の重要性を改めて感じるところです。


参院選に続いて、都知事選も行われますが、2年半前の都知事選で家入さんが渋谷の街頭に立った時も、まさにガチンコで質問コーナーをやりました(現代ビジネスの筆者連載より)。

家入質疑応答













あ〜。この写真、もはや懐かしいな。

いまの有権者の人たちがなんとなく政治家の人たちに対して「本当に自分たちのほうを向いているのか」疑問が積み重なった上に、舛添さんのようなスキャンダル噴出がガソリン投下となって、炎上というか、政治不信→政治へのあきらめ→投票率低下という負のサイクルになっている側面があるわけですが、これまでの政治家、既成政党は、選挙期間中こそ有権者との対話チャンスにもかかわらず、街頭演説なり、集会なり、一方的に「発信」をするだけで、おきまりの日程をこなすだけ。

なので、ネットからリアルまで、家入さんの選挙のときは「受信」をしたわけですが、こう言っちゃなんすけど、家入さんですら逃げずに応対したわけですから、新人候補者、若手議員はともかく、それこそ「論客」と言われる党幹部クラスは、こういうイベントをどんどんやったらいいと思うわけですよ。まあ、現実問題は、民進党あたりだと「ネトウヨがリアル出現していじめられるんじゃねーか(ガクブル)」みたいになるでしょうし、ときには有権者受けしない政策決定をした直後なんかついつい回避したくなるわけですが、政策やプロフィールなんかより、有権者は、その政治家の人間性をよく見ているんじゃないでしょうか。

本日の進行でひとつお詫び。嬉しい誤算だったのですが、会場の挙手の数が予想をはるかに上回る盛況で、炎天下の現場での質問を最優先せざるを得ませんでした。ネット上の声をご紹介するチャンスがたった1回という爆沈ぶりに、ツイートしていただいた方、この場を借り、お詫びします。実は、私が拾おうとした質問の多くは、会場でのご質問とかなりオーバーラップしていましたので、今回はご了承ください。

なお、ひとつだけ拾ったツイートは、「大阪の住民投票や、イギリスの国民投票では高齢者の意見が通ったが、高齢者の意見が通る現状をどう思うか」旨の質問でした。松井さんにぶつけたところ、すでに維新ではイギリスの国民投票の分析をしておるという興味深いお話。「残留派は、離脱派に比べて国民を納得させるだけの説明がなかった」旨のことで、政策づくりからメディア戦略、選挙キャンペーン的に日本でも示唆に富むことはまだまだありそうだなと感じた次第です。

今回の関連記事ではこんなものがありますので、お時間がございましたら、どうぞごらんください。
現場からは以上です。ではでは。